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僕はちょっぴり単身赴任

海外転職をして1年が経ちました。
コロナの影響で家族と生活できず、帰国もできず、会えない時間が1年経ちました。
いつ家族とまた一緒に暮らせるか未定ですが,これもすべて自分で選んだ道。
自分で選んでおきながら,どうしてこんな気持ちになるのか,そのまま日本にいれば淋しい思いもせずに済んだのに,家族と一緒にいることを第一優先に考えてきたのに,と自分の愚かな葛藤を感じます。
世の中には国内や国外に転勤を命じられ単身赴任している方はたくさんいます。その方たちに比べれば,私は自分で選んでおきながら家族との別れがなぜ淋しいのでしょうか。
戦時中にも思いをよせると,よく戦争の映画やドラマで家族と分かれる描写がありますが,あれは私の何倍も何倍もつらいことでしょう。
それにひきかえ,自分は家族と永遠の別れをするわけではない,命の危険があるわけでもない,いくらでもテレビ電話できる時代なのに,どうしてこんなに淋しいのでしょうか。
私の4才の息子の好きな絵本にこのような一節があります。
空はこんなに青いのに,ぼくはちょっぴりもれたろう
海はこんなに広いのに,ぼくはちょっぴりもれたろう
(『おしっこちょっぴりもれたろう』ヨシタケシンスケ著)
おもらしはしばらくすると乾くのも知っている。
ずぼんを履いたら分からなくなるのも知っている。
空や海に比べれば,自分のおもらしする悩みはちっぽけなのは,わかっているけど悩んでしまう,人間らしいこの一節は私が大好きなページです。
何年も単身赴任して頑張っているお父さんは世の中たくさんいるのに,
僕はちょっぴり単身赴任
家族と二度と合えないであろう戦争へ向かったお父さんがいたのに,
僕はちょっぴり単身赴任
妻の一言
「今は,家族と一緒に暮らす短期の準備期間だね。」
ちょっぴり勇気をもらいました。
選択とは何かを選び,何かを捨てること
分かっているのに,大切なものを失うと悲しい。
分かっちゃいるのに。。。
私の好きな言葉の一つにこんなものがあります。
    正しい道を選ぶのではない,選んだ道を正しくする
十数年後にはこれでよかったんだといえるようなものにして日本にもどってきたいです。
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