忙しい毎日に心も肌も揺らぐ40代。私を立て直すお手入れとストレスケア
40代になってから、忙しさが続くと気分だけでなく、体調や肌の状態まで不安定になりやすくなりました。
若い頃は少しくらい睡眠時間が短くても、翌朝にはいつもの調子に戻れていた気がします。けれど今は、寝不足や疲れをそのまま翌日に持ち越してしまいます。
仕事や家事、家族の予定に追われて、自分のことはいつも後回し。やっと鏡を見る時間ができたと思ったら、顔色がどんよりして見えたり、頬がカサついていたり、口元の細かな乾燥が気になったりします。
きちんとお手入れをしているつもりなのに、思うように肌が整わない日もあります。そんな日は、肌だけでなく自分自身まで疲れて見えるような気がして、気持ちまで沈んでしまいます。
特に忙しい時期は、いつもなら気にならないことにイライラしたり、急に何もしたくなくなったりすることもあります。家族に優しく接したいのに心に余裕がなく、あとから言い方を後悔することも少なくありません。
肌の調子が悪いから気分が落ち込むのか、気持ちが疲れているから肌まで不安定になるのか、自分でも分からなくなることがあります。
だからこそ今は、完璧なお手入れを目指すより、忙しい日でも続けられる方法を選ぶようになりました。
朝は肌をこすらないようにやさしく洗い、化粧水をつけたあとは乳液やクリームで乾燥を防ぎます。時間がないからと化粧水だけで終わらせると、午後になって頬や口元がつっぱりやすいため、最後に油分を補うところまでは省かないようにしています。
紫外線は季節を問わず降り注ぐため、外出する日は日焼け止めも忘れません。特別な美容ケアを増やすより、保湿と紫外線対策を毎日無理なく続けるほうが、私には合っていると感じています。
夜は疲れているほど、複雑なお手入れをしないことも大切です。メイクや日焼け止めを落としたら、刺激の少ない化粧水と美容液、クリームでシンプルに整えます。
肌が敏感に傾いている日は、新しい化粧品や刺激を感じやすい成分を無理に試しません。角質ケアや念入りなマッサージもいったん休み、肌をこすらず、守ることを優先します。
スキンケアと同じくらい意識しているのが、短い時間でも気持ちを休ませることです。
お風呂に入っている間だけスマートフォンを見ない。温かい飲み物をゆっくり飲む。肩を回しながら深く息を吐く。好きな香りのクリームを手になじませる。ほんの数分でも、自分のためだけに使う時間があると、張りつめていた気持ちが少しずつほどけていきます。
眠る直前まで家事を続けるのではなく、今日はここまでと区切ることも覚えました。全部を終わらせようとすると、いつまでも頭が仕事モードのままです。照明を少し暗くして、寝る前にゆっくり呼吸するだけでも、休む準備に切り替えやすくなります。
食事についても、忙しいからと極端に減らさないようにしています。ごはんやパンなどの主食に加え、卵、魚、肉、大豆製品などのたんぱく質、野菜や果物をできる範囲で組み合わせます。水分も一度にたくさん飲むのではなく、起床後、食事中、入浴の前後など、タイミングを決めて少しずつ補います。
以前の私は、自分をいたわることに罪悪感がありました。家族のことや、やるべきことが残っているのに、自分だけ休んではいけないと思っていたからです。
けれど、心と体に余裕がなくなるまで頑張ってしまうと、笑顔でいることさえ難しくなります。肌のお手入れや休息は、ぜいたくではありません。明日の自分を少し楽にするために必要な時間なのだと思えるようになりました。
毎日きちんとできなくても大丈夫。疲れた日は保湿だけでもいいし、運動する気力がなければ、肩や股関節をゆっくり伸ばすだけでも十分です。
40代の肌と心には、頑張り続けることより、負担をため込む前に立ち止まる習慣が必要なのかもしれません。
肌の揺らぎに気づいたときは、自分が怠けていると責めるのではなく、少し休んでほしいという体からの合図として受け止めたいです。
鏡を見るたびに欠点を探すのではなく、今日もよく頑張ったと自分に声をかける。そんな小さな積み重ねも、40代の私にとって大切なお手入れのひとつです。